ワンルームマンション投資のメリデメを不動産投資の専門家に聞いてみました!実際のところどうなんでしょうか。
みなさん、こんにちは。副業ブロガーのびぼろくです。
「不動産投資」と一言でいってもいろいろありますよね。「アパート一棟投資」や「戸建て投資」などなど…
その中で、特にサラリーマンの副業として徐々に人気を集めている「ワンルームマンション投資(区分マンション投資)」があります。
でも、この「ワンルームマンション投資」ってぶっちゃけどうなのか素人にはわからないですよね。
そこで、本記事では素人の副業サラリーマン(自分)の為に、
不動産業界に長らく務める友人にワンルームマンション投資のメリット・デメリットを解説してもらいます。
びぼろく)ワンルームマンションのメリット・デメリットってどうなの?教えて!
友人)仕方ないからまるっと全部教えてあげるよ…。
では、ここからは不動産のプロである友人に筆を譲ります。
目次
ワンルームマンション投資(区分マンション投資)のメリット・デメリットを整理した
まずは、そもそもワンルームマンション投資(区分マンション投資)とはという基礎から解説していきます。
ワンルームマンション投資(区分マンション投資)とは

「ワンルームマンション投資」は、「区分マンション投資」とも言われる通り、
マンションまるまる一等購入するのではなく、部屋1区分を購入して運用をして利益を得る投資方法になります。
部屋は、一人暮らし向けの6畳から9畳の部屋が一般的で、だいたい1,500万円から4,000万程度で購入可能です。
このようなワンルーム物件を中古、もしくは新築で購入する投資手法が近年の副業ブームに後押しされ人気を集めています。
では、様々な不動産投資手法とは比較して、ワンルームマンション投資の良いところ(メリット)が何か考えていきましょう。
ワンルームマンション投資(区分マンション投資)のメリット
結論からいうと、ワンルームマンション投資のメリットとしては以下の3点があります。
ワンルームマンション投資のメリット
- 資金が少なくてもすぐに始められる
- 流動性が高い(すぐに売却できる)
- 空室リスクが低く安定的な家賃収入が得られる
不動産投資をすること自体のメリット(副収入、節税、年金対策など)はのぞいて、
ワンルームマンション投資特有のメリットのみをあげると上記の3点になります。
では、それぞれについてみていきましょう。
資金が少なくてもすぐに始められる
いずれの不動産投資においてもローンを組んで、金融機関からお金を借りて始めることが多いですが、
1,500万~4,000万程度のワンルームの投資であれば頭金10万円ほどを用意すれば、残りは金融機関が貸してくれます。
一方で、アパート一棟投資になると物件価格は1億円〜2億円ほど。金融機関はまるっと全て貸すことは難しいです。

したがって、足りない分は自己資金を用意する必要あり、3,000万、5,000万以上を用意する必要はざらにあります。こんな資金なかなか用意できないですよね(笑)
つまり、ワンルームマンション投資の場合、資金が少なくてもすぐに始められるので、そこは一つメリットですね。
流動性が高い(すぐに売却できる)
ワンルームマンションは、他の不動産投資対象(アパート一棟や戸建て)と比べて、安価な投資対象になる分、買い手はたくさんいます。
また、サラリーマンを中心に「ワンルームマンション投資家」は増えているので、その分、需要が高まっています。
そのため、ワンルームマンションは購入後、売りに出しても(曰く付き物件出ない限り)すぐに購入される確率が高いのが特徴です。
一方で、アパート棟などになると高額なため買い手も限られる分、売却に期間を要する場合が多いです。
人生生きていると「結婚」や「マイホーム購入」など急遽お金が手元に必要になるタイミングがありますよね。

購入した物件を売却してすぐに現金化できる流動性の高さは、ワンルームマンション投資の一つのメリットになります。
空室リスクが低く、安定的な家賃収入が得られる
空室リスクが低く、安定的な家賃収入を得られるというのもワンルームマンション投資のメリットとして挙げられます。
2018年総務省の調査によれば、ワンルームマンションに住むような単独世帯の割合は右肩上がりに増えていくとされています。

(参照:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd141110.html)
単独世帯の割合が増えていく分、ファミリー層は減っていき、そのような層が使う「戸建て」物件の需要は減り、借り手がつかず空室になるリスクがあります。
一方で、増加する単独世帯の使う「ワンルームマンション」の需要は増えるので、空室になるリスクは少なくなります。
したがって、空室リスクを少なくし、安定的な家賃収入を得ることができるのがワンルームマンション投資といえるでしょう。
一方で、ワンルームマンション投資の悪いところ(デメリット)はなんなのでしょうか。
ワンルームマンション投資(区分マンション投資)のデメリット
ワンルームマンション投資のデメリットとしてはひとえに以下に尽きると考えています。
ワンルームマンション投資のデメリット
- 大きいリターンが見込めない
大きいリターンが見込めない
ワンルームマンション投資は、あくまで1区分のみの賃貸経営なので、大きいリターン(家賃収入)を見込めないビジネスというのが実情です。
東京でワンルームマンションを貸し出す場合、家賃は8万~10万あたりが相場になりますが、ローンの支払いやその他の経費の支払いを考えると、
手元に残る月々の収入は3万円ほど…というところが現実感です。ローンが終えれば、家賃の大半が手元に残りますがそれでも10万以下の収入。

大きいリターンは見込めないというのがワンルームマンション投資のデメリットであり、不動産投資をして脱サラをしたい場合は、おすすめできない投資手法になります。
ワンルームマンション投資(区分マンション投資)がおすすめな人
これらのメリット・デメリットを踏まえて、ワンルームマンション投資が向いている人・おすすめな人を考えると、以下のような人になります。
ワンルームマンション投資がおすすめな人
- 手元の資金が少ないけど、すぐに始めたい人
- あまりリスクは取りたくない人
- 少ないリターン(家賃収入)で満足な人
これらに当てはまる人は、ワンルームマンション投資が向いてるかと思います。そうでなければ、別の投資手法を検討されることをおすすめします。
まとめ
ということで不動産業界につとめる友達に解説してもらった内容をまとめると以下です。
○ 資金が少なくてもすぐに始められる
○ 流動性が高い(すぐに売却できる)
○ 空室リスクが低く、安定的な家賃収入が得られる
× 大きいリターンが見込めない
ワンルームマンション投資はまさに低リスクでできる会社員のための副業という印象です。
もしワンルームマンション投資をしたいという場合は、以下の記事でどの会社が一番良いかも教えてもらいましたので参考にしてみてください。
ではでは。